八丈島の伝統工芸品。純粋な草木染めで全て手織の絹織物。都立八丈高校の教員がつくりました。
open 9.11.2000 |
黄八丈(きはちじょう)は、八丈島に古くから伝わる絹織物で、1977年に国の伝統的工芸品に指定され、1984年には山下めゆ氏が東京都の無形文化財にも指定されています。八丈島に自生する草木を染料とした純粋な草木染めで、絹糸を「黄」「樺」「黒」に染め上げ、今でも、すべて手織によって織り上げられています。その起源は古く、いつ頃から織りはじめられたかは明らかではありません。室町時代から貢絹の記録があり、江戸時代には将軍家の御用品としても献上されていました。 |
写真:めゆ工房 |
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東京都の伝統工芸品 |
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