黄八丈

八丈島の伝統工芸品。純粋な草木染めで全て手織の絹織物。都立八丈高校の教員がつくりました。

open 9.11.2000
up new date 8.12.2017

黄八丈(きはちじょう)は、八丈島に古くから伝わる絹織物で、1977年に国の伝統的工芸品に指定され、1984年には山下めゆ氏が東京都の無形文化財にも指定されています。 

八丈島に自生する草木を染料とした純粋な草木染めで、絹糸を「黄」「樺」「黒」に染め上げ、今でも、すべて手織によって織り上げられています。

その起源は古く、いつ頃から織りはじめられたかは明らかではありません。

室町時代から貢絹の記録があり、江戸時代には将軍家の御用品としても献上されていました。

写真:めゆ工房

 

 
黄八丈の染め
 
黄八丈の織り
 
八丈島
           
生糸
 
                         
黄八丈の歴史
黄八丈の文献
                                     
                 
草木染めの原理
 
黄八丈の染元
                                                                     
                                           
郷土文化と教育
               
黄八丈を応用した化学実験

 

 
<リンク>
東京都の伝統工芸品

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